エクセルVBAのスキルはどこに行っても役に立つ

初めての管理職

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 もうずいぶん前の話になりますが、私が初めて課長(のようなもの)になったときのことです。なりたくてなったわけではなかったのですが、なった以上はしっかりやらねば、と思って珍しくやる気になっていました。

上司のM部長が「あべっかんに課長の仕事を教えねば」と私を呼びました。課をまとめるための秘伝を教えてくれるのかな、と私はちょっと期待したのでした。

管理職の仕事は捕らぬ狸の皮算用ばかり

 ところが違いました。M部長が私に教えてくれたのは金計算のための表の集計方法でした。課のメンバーに勤務予定時間を書かせ、どの仕事にいくら費やすかを予想して計算するのです。今月の利益予測を出して経営陣に報告するのです。中間管理職の仕事なんてそんなものなのですね。

 そのときの私の課では20人以上のメンバーが40個以上の仕事をやっていました。何十枚ものエクセルシートを開いてコピペで表を編集するのは結構大変です。何時間かかかってしまいます。そして集計結果が合っていないとM部長に怒られます。

「あべっかん、ここ間違ってるよ」。
気づいたんなら直しといてくれればいいのに。

 毎週皮算用したって利益が増えるわけではありません。先週の予測とたいしてかわらないのに。むしろこの報告にコストがかっています。報告を減らせばこの作業工数分だけ利益が増えるのに。そんなことをしばらく毎週やっていました。

エクセルVBA職人、始動!

 そんなバカバカしい仕事は減らしたい。そこでエクセルVBA職人であるあべっかんはエクセルVBAで表を編集するプログラムを作り始めました。たくさんの表を使うのと、条件が多いので結構複雑になります。作成と確認に工数がかかりそうでしたが仕方がありません。M部長に内緒で始めました。

 ここで元の表を下手に更新してしまうとM部長に怒られてしまいます。VBAの初心者だと更新対象のファイルや参照対象のファイル内にVBAプログラムを埋め込みます。

けれど私はプロです。そんなバカなことはしません。別の編集専用のエクセル.xlms ファイルを用意してそこから指定した複数のファイルを開いて参照、編集します。

ついでにできた表の整合性を確認するチェックツールまでこしらえました。これで完璧! 毎週何時間かかけていた作業が1分で終わります。他の課長にもできたExcelツールを配布してドヤ顔の私!

エクセルVBAのプログラミングができると、どこの部署に行っても役立つ機会があるのです。あなたもやってみませんか。


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