「二月の勝者」は塾の本音?

テレビドラマ「二月の勝者」を見ました。
中学受験を目指す学習塾の話です。
できない子のクラス、Rクラスの子に熱心に教える先生(井上真央)に、
塾長(柳楽優弥)はこう言いました。
「Rクラスの子に熱心にならないでください。
Rクラスはお客さまですから」
できない子たちは、塾にとっては金ヅルだということです。
リアル「二月の勝者」を体験しました
高校受験の話になりますが、私の長男の太郎は某塾に通っていました。
そこで成績が上がってきて、特進クラスの特待生になることができました。
受講料がほとんど無料。
手厚い指導をしてくれて、おかげさまで県立のトップ校に合格することができました。
次男の二郎もその塾に行きました。
二郎は普通クラスでした。
普通クラスでは、指導は手厚くはありません。
二郎はまだよかったのですが、二郎の友達のT君などは、
塾の先生にも見捨てられていました。
受講料はちゃんと払っているのに。
合格実績をなんとしても上げたい
その塾では、デキのいい子を優遇し手厚く指導して一流校合格の実績を増やす。
デキの悪い子は金ヅル。
という方針が顕著でした。
デキのいい子には、(横浜から通えない)本庄早稲田を
受験費用は塾持ちで受けさせていました。
それだけ早稲田合格者を増やしたかったのでしょうね。
中学受験のクラスでは、早稲田佐賀(佐賀県)まで受験させていました。
ドラマ「二月の勝者」は、あながち間違っていない。
実際にそんな塾もある、と感じたのでした。
ただ、塾もいろいろありますから、そんな塾ばかりではない、と付け加えておきます。
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