
以前に、「まんがでわかる7つの習慣」は読んでいたのですが、本体のほうを改めて読みましたので内容を整理しておきます。
(第一の習慣)主体的である
何かうまくいかないとき、「上司がこう言うから仕方がない」「いい案だけどうちの会社じゃあ無理だ」と言うように他者のせいにしてあきらめない、という習慣です。「自分は何ができるのか」「どうするべきなのか」を考えて主体的に行動するのです。私にとってはこの習慣を身につけるのが一番難しそうです。
(第二の習慣)終わりを思い描くことから始める

自分の葬式が行われるとき、残された家族や友人や知人がなんて言うのかを考えましょう、と書かれています。
「あべっかんさんは回りを明るくしてくれるいい人だった」「あべっかんさんには何度も助けてもらった」と言ってもらえるようにする。というのが「終わりを思い描くことから始める」ということです。最後にどんな人間になっていたいのか、思い描いて目標を決めて行動しなくてはいけませんね。
私が死んだら、何百人の女性が悲しんでくれるのでしょうか?!
(第三の習慣)最重要事項を優先する
最重要事項を優先する、というのはあたりまえのことなのですが、ついつい、重要そうに見える緊急なことを優先して行ってしまうことが多い。と書かれています。たしかにその通りです。本当はやるべきなんだけど、めんどうなんで後回しにしてしまうことがたくさんあります。
優先度を意識して大事なことをやりましょう、というのが第三の習慣です。
(第四の習慣)Win-Winを考える

自分だけが勝てばいい、という考えはやめて相手も特をすることを考えましょうと書かれています。Win-Winになれないなら、自分が我慢してLose-Winの関係になるよりも、No Deal 、その人とは関わらないほうを選びましょうと言っています。
(第五の習慣)まず理解に徹し、そして理解される
相手の話を聞く途中で解決策を語りだしてしまう事例がいくつも書かれていました。これは私が妻との会話でさんざんやってきてしまったことだと思いました。まず理解に徹するトレーニングを積まなくては。
(第六の習慣)シナジーを創り出す
相手との関係を良くして、相乗効果(シナジー)を得るということが書かれています。これは私はあまり実感がわきませんでした。第4、第5の習慣を身につけると理解できるようになるのかもしれせん。
(第七の習慣)刃を研ぐ

肉体、社会・情緒、精神、知性を、鍛錬して鍛えましょうというのが7つ目の習慣です。
「7つの習慣®」を身につければ立派な人間になれる

この本が世界中で多くの人たちに読まれている理由がわかりました。7つの大切な習慣が、たくさんのたとえ話で説明されています。内容が濃いので、しっかりと理解して実践していくのは大変そうです。
しかし、これらの習慣が身につけば、人間ができた聖人のようになれそうです。私も一つでも多くの習慣を身につけられるように鍛錬していこうと思いました。
※「7つの習慣®」および「7つの習慣J®」は、フランクリン・コヴィー・ジャパン社の登録商標です。
コメント
[…] この考え方は、「7つの習慣」の書籍に書かれていました。「7つの習慣」についてはこちらに書評を書きましたのでご覧ください。 […]
[…] 書籍『7つの習慣』の中では、「成功」の反対は「失敗」ではない「成功」の反対は「なにもしない」だと言っています。なにもしなくてはなにもわからない。とにかく勇気を出して行動 […]