自分の意見で生きていこう
「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ
ちきりん著

今日はこの本の紹介です。
自分の意見で生きていこう
「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ
ちきりん著
重要な問題には正解がない

世の中には正解のある問題と正解のない問題があります。
妊娠中にガンが見つかった女性が
中絶してすぐに治療を始めるべきか
産んでから治療を始めるべきか
といった問題には正解がありません。
医師は病状やリスクなどの知識を提供できますが、最終的にどうするか決められるのは本人と家族という当事者だけなのです。
それなのに「先生にお任せします」と言ってしまう人は、「この問題に正解があるはず」と誤解しているからではないでしょうか。
そして重要な問題の多くは正解がない問題だと述べています。
→正解がない問題に対して、よく考えて判断できるようにしなくてはいけませんね。
「反応」だけではダメな理由

「会社に頼らずに生きて行けるよう、プログラミングを勉強すべきだ」
という意見に対して
「プログラミングを学んでも食べていけないのでは?」
というのは、意見ではありません。ただの反応です。
断言するのが怖いのです。
「食べていけない」と断言すれば意見になります。
→こんなときに断言できるように、よく考えて自分の意見をはっきり持とうよ、と述べています。
自分の意見をきちんと表明できる人にはフォローワーが多くつきますが、ただ反応するだけの人は発信が多くてもフォローワーは少ないとも述べています。
たしかに、反論を恐れずにスバっと言う人はファンが多いですよね。敵も多いですけど。
よく考えて自分の意見をはっきりさせることの重要さを感じさせられる本でした。
自分の意見で生きていこう
「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ
ちきりん著
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