1時間でわかる
エクセルVLOOKPU関数
技術評論社

1時間でわかるというExcelの本がありました。本当に1時間でわかるのでしょうか?
そこで読んでみました。1時間で。その結果を報告します。
「新感覚」のパソコン解説書
本書は「1時間で読める・わかる」をコンセプトとした新しいパソコン解説書です。ビジネスの現場で必要とされる操作に絞ることで、1時間で読んで理解することができるのです。
また、従来のパソコン書は操作解説が中心ですが、本書はコツや仕組みの解説に重点を置いています。
VLOOKUP関数を使いこなすためには、関数の仕組みを徹底理解することが鍵になります。
と、書かれています。1時間でわかるという本。しかも縦書き。エクセル本としては異色です。たしかに「新感覚」かもしれません。
また、この本ではありがちな失敗についても書かれています。私が主催するエクセルVBAの勉強会では、「失敗も教える」ことも特徴としています。失敗するケースを知っておくと応用が効いて理解が深まるからです。失敗するケースが書いてあることはいいことだと思います。
VLOOKUP関数とは?
VLOOKUP関数とは、商品コードのようなコード番号を指示すると、それを元にコード一覧表から関連するデータを探し出して、セルにその内容を表示する関数です。

上の図の例では、右側の商品リストの表がまずあります。左側の販売リストの表を作るときに、商品番号を指定して商品リストを検索して商品名や価格を求めることができます。
商品名の欄に、VLOOKUP関数を入れて使います。こうしておくともしも商品名や単価が変更されたとき、両方の表を全部修正しなくても、右の商品リストだけ修正すれば販売リストにも修正されたあとの値が自動的に反映されるので便利です。
= VLOOKUP(検索値,範囲,列番号,検索方法)
と記述して使います。
検索値:検索するためのコード番号
範囲:商品リストなどの表のセルの範囲
列番号:商品リストなどの表の中で調べたい列が何列目かを指定
検索方法:通常はFAULSEを指定する
というようなことが説明されていました。
そしてVLOOKUP関数自体の説明のほかに、関数の仕組みの説明やエクセルのセルの相対参照や絶対参照などの説明も書かれています。
最後の章はQ&Aになっていてエラーしたときの対応方法などが書かれています。
VLOOKUP関数を使うにあたって必要なことが一通り説明されていますので、これ1冊読めばVLOOKUP関数を使いこなせるようになります。
本当に1時間で読めるのか?
1時間で読めました。私は。
私はVLOOKUP関数を仕事などで使ったことがありません。なのでこの本を読みました。けれども私はエクセルの他の関数やVBAはバリバリに使っています。ですのでこの本に書かれているVLOOKUP関数の説明もすぐに理解できましたし、VLOOKUP以外の説明についてはすでに知っていました。
そんな私ですから、エクセルを立ち上げるまでもなく、1時間で読んで理解することができました。
では他の人だったらどうか?
この本で想定している読者は、SUMとかAVERAGEとかの関数をちょっとだけ使ったことがあるくらいの人だと思われます。そのレベルの人だと1時間では無理でしょうね。エクセルを立ち上げて動作確認しながらじっくり読んだほうが身につくと思います。
1時間では無理ですが、3~5時間もかければ理解できると思います。説明の内容はしっかりしていますので、おススメできる本です。
1つの関数のために1冊の本を読む必要があるのか? という疑問はあるかと思います。VLOOKUP関数は使う人にとっては重要なのでしっかりと理解しておきたいところではあります。
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