子育て、職場・上司、対人関係のイライラを解消して
人に優しくなれる発想法
千葉とうしろう著

今日はこの電子書籍を紹介します。
「子育て、職場・上司、対人関係のイライラを解消して人に優しくなれる発想法」
もと警察官の視点でイライラした人を観察

筆者の千葉とうしろう氏はもと警察官です。もと警察官という視点で世の中の怒っている人を分析しています。
怒りやすい人は表面しか見ていない

怒りやすい人というのは、分かりやすいものにとらわれている人のことです。頭の柔軟性がなく、表面的なことに踊らされて奥まで読もうとしない人、物事に奥があることに気づいていない人たちなのです。
人に優しくなるには、「間違っているのは自分かもしれない」と考えることです。これが優しさへの入口になります。
→居酒屋の店員は酔った人が客です。それと同じように、警察官は怒っている人、イライラしている人が客になることが多いそうです。喧嘩の現場に行けば両者が怒っているし、交通違反の切符を切れば相手が怒りだします。
筆者は警察官としてそんな人たちをずっと見てきたので、冷静に分析してきたそうです。その結果が「怒りやすい人は表面しか見ていない」なのです。
警察官はマジメすぎるのが問題だ

警察官は真面目が多い故に、警察特有の価値観にとらわれている人が多いのです。物事を柔軟に考えることができなくなっているのです 。
真面目には問題があり、一歩離れて全体を見る冷静さがなくなるのです。真面目とは聞こえのいい言葉ではありますが、悪く言えば融通がきかない、柔軟な考えができない、愚直であることです。
→警察特有の価値観で、上司の命令には絶対服従。なので警察にはパワハラも多いようです。警察内部の裏話もあります。車のマニアでパトカーをピッカピカにしないと怒りだす上司とか。ここは楽しく読めます。
良い子に育てたければ親が変わろう

無理に子どもに英会話を習わせるよりも、大人が英会話を習う姿勢を見せた方が、子どもの芯を打つ可能性があるのです。
自分に余裕ができれば、自分の子どもに対する言動も変わり、子どもの言動も変わってきます。子どもの言動が粗暴なことの直接の原因は誰にも分かりません。ですが、一番の割合は親の言動が締めます。その親が変わることができれば、子どもにも変化があるはずです。
→同感です。子どもを幸せにしたければ、親が生き生きとしているところを見せましょう。
→この本では、もと警察官という視点からイライラした人を観察しているので、ちょっと違った考え方を学ぶことができました。
「子育て、職場・上司、対人関係のイライラを解消して人に優しくなれる発想法」
また、筆者は「子の声傾聴会」というサイトに、もと警察官の視点でいろいろな記事を書いています。興味のあるかたは覗いてみてください。

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