「非認知能力」の育て方
心の強い幸せな子になる0~10歳の家庭教育
ボーク重子 著 小学館

非認知能力とは?
全米トップの大学の入学試験でも、審査基準として求められているのは、「正解のない問題に、自分らしく立ち向かって解決していく力」です。
それには主体性、柔軟性、想像力、自制心、自己肯定感、自信、回復力、やり抜く力、社会性、協働力や共感力などが求められます。
これは従来の「学力」とは違った能力です。
→最近、この「非認知能力」が重要視されるようになってきました。知識をつける以前に、ベースになる能力です。
さまざまな研究の結果、「非認知能力」がもっとも伸びるのは10歳までの乳幼児期であり、この時期にはこの能力にフォーカスして育てることが大切ということもわかりました。
→10歳まで、小学校低学年のうちまでに伸ばしておきたいです。
心を強くする、親も強くなる

知識を詰め込むよりも、まず「心」を強くする。 「非認知能力」を鍛えて、「心が強い子」になれば、自分を信じて挑戦できるようになります。
→知識よりも心を鍛えよ。生き抜く力をつけるには心を強くしなくてはいけません。
子どもの自己肯定感を高める努力をすることは大事ですが、同じくらい大切なのは、親自身が自己肯定感を高めることです。なぜなら子どもは親を手本とするからです。
→親が手本になる、というのは何でも一緒ですね。
「好き」が原動力となる
幸せな人生は自分で戦い、勝ち取らないといけません。そのための最大の武器となるのが「非認知能力」です。
そしてその「非認知能力」を育む入り口となるのが「好き」なのです。
好きだから自分からやる、好きだから諦めない、好きだからより良い方法を考え出す、好きだから続ける、好きなことをしているから自己肯定感、自尊心、自信が高まる、自分を大切にできるから他人に対して共感力や協働力を発揮することができる。
→好きなことに夢中になる、ということが強い人間になるために必要なことのようです。
「非認知能力」について詳しく説明されている本です。これ一冊読めばずいぶんためになると思います。
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