自宅ではじめる ひとりビジネス
三宅哲之著
今日はこの本を紹介します。
会社員脳から起業家脳へ

会社員を長くやっていると知らず知らずのうちに会社員脳になっていきます。会社員脳を起業家脳に変換していくことができない限り、いくら技法を学んでも自分でシゴトをつくっていくことはできません。
会社員脳→起業家脳
- 時間がないからできない→どうやって時間をつくり出していくか
- 不安なことがあると足が止まってしまう→不安があるから動く
- できない理由を探す→どうしたらできるかを考える
- 既成概念にこだわる→新しいことに好奇心をもつ
- 完璧でないと動けない→とにかくやってみる
→サラリーマンを長くやっていると、すっかり会社員脳になっちゃうんですよね。それに比べると起業家脳は生き生きとしているように思えます。
飲み会ではメモを取ろう

起業のコミュニティメンバー定例の集まりでは有益な意見がたくさん出てきます。ただ、有益であっても「弾けた発想」まで到達するのは難しいものです。
その後の懇親会でお酒が入ると、一人のコメントに他の人も乗っけていって相乗効果でどんどん発想が膨らんでいきます。だから僕は、「飲み会の場ではメモを用意しておいて、必ず記録しておこう」と言っています。
→飲み会で盛り上がってアイディアが出てくることはときどきあります。酔い潰れる前に、メモを取っていかないともったいない!!
「シゴトがまわる設計図」をつくってみよう

- お父さんが定年になる。何かいい贈り物はできないかな?」と調べたけれどありきたりなものばかり。
- さらに探すと「感謝の気持ちをマンガにするプレゼント」というタイトルが目に留まる。
- ホームページには「思い出をつくるこつ」という無料冊子があったのでとりよせた。
- その後メルマガが届くようになり、さらに興味がわくようになった。
- そしてサービスを申し込むことにした。
というように、シゴトがまわる設計図をつくりましょう。ずっと続くシゴトづくりのために必要です。
→設計図が作れてうまくまわせればシメシメです。設計図をつくりあげていくことも楽しんでやりたいものです。
ファンづくりは最強の集客手段

お客様との関係づくりのゴールはファンです。
ファンには「Fan(愛好者)」と「Fun(たのしむ)」という2つがあり、その両方を大切にする必要があります。つまり、「ファンと一緒にたのしむ」ということです。
→ファンができて一緒に楽しむシゴトができたら、これほど嬉しいものはないですね。その状態を目指してひとりビジネスを作っていきたいものです。
こんな本でした。起業を考えている人におススメです。
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