「身の丈に合ったシゴトづくり」で自分らしい人生を切り拓く方法
ゼロから起業して人生を変えた12人の実話ストーリー
三宅哲之著 セルバ出版

→今日はこの本を紹介します。
著者が経営する起業スクールの卒業生12人の起業ストーリーを書き綴った本です。20代の起業家から、30代40代50代に分けて書かれています。
( “→” で書いた部分は、あべっかんの意見です)
「自分だけのもの」をつくる

→高校教師から「スピーチ・演劇の教育の専門家」へ転身した役者脳トレーナーの海野美穂さんのストーリーを紹介しています。
誰かにあれがいいと聞くと手当たりしだいに手に取ったときもあった。いろんなものに手を出したけど結局絞らないと前に進みませんでした。
本気でやりたいのなら、学びはやめることです。ひと通りのことを覚えたらまずはやってみる。やった中から改善点を見つけ、修正し、またやってみる。この繰り返しをすることで自分オリジナルのものができ上がっていきます。
→勉強ばかりしているよりも、やってみて結果をフィードバックする。トライ&エラーの繰り返しが成功につながったようです。
「選ばれる理由」をつくる

→新聞記者から「カメラマン☓ライター☓インタビューアー」に転身した、はにわさとしさんの話が書かれています。
ライターやカメラマンは世の中に星の数ほどいる。そんな中から選んでもらえるのはとても有難いことだ。そのために意識していることが2つある。
まず仕事を受けたらちゃんとやること。
もう1つが相手にも自分に心地よい時間をつくることだ。
選ばれる理由があれば、シゴトはまわっていきます。他と違う何かというと商品サービスの差別化などを考えがちです。でもそれは至難の業です。シゴトへの姿勢や人としての魅力で選ばれる理由を作ることもできます。
→一人ビジネスでやっていくには、「この人に頼みたい」と思われるような魅力や信頼感が必要ですね。選ばれる理由が。
「ご縁」がシゴトをつくる

→50代後半で、インドネシアの民族楽器であるアンクルンを広める仕事を始めた大杉明さんの話です。
「このアンクルンをいろいろなところで広げたいのです」と言うと、「じゃあここで教室をやりなさいよ」と場所を提供してくれた。アンクルンの音色に感動して自分の上司を説得して買ってくれた人がいた。ギャラリーで月例講座を企画させてくれる人がいた。
「大杉さんの誠実で人間関係を大切にする人柄でサポートしたくなるのですよ」と言っていただくこともある。
いつでも謙虚で誠実でていねいな対応。そんな人柄と行動力が多くのファンを呼び寄せているのだと思います。
→人のつながりで仕事を進めていくことができたらいいですよね。大企業の仕事と違って温かみが感じられます。
→このほかにもたくさん、全部で12人のストーリーが紹介されています。
身の丈シゴトつくり成功者エッセンス

→最後に、12人のストーリーから得られた成功者のエッセンスが11個書かれています。その一つは、
苦労を苦労と思わない
インタビューの中で「苦労したことは何ですか」と質問する場面があります。
「ないなあ、やりたいことしかやってないからなあ」
取材した全員から同じように出る言葉でした。目の前では大変なことがあってもその先にやりがいやたのしさを持ち合わせています。
→嫌な仕事をやらされている感を持っているサラリーマンと違って、好きなことで起業している人たちは仕事が楽しくてしょうがないのでしょうか。うらやましいですね。
→こんなふうに、好きなことで起業した12人のサクセスストーリーを紹介し、その成功エッセンスをまとめた本でした。好きなことを仕事にしたいと思っている人にはおススメです!
「身の丈に合ったシゴトづくり」で自分らしい人生を切り拓く方法
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