ビジネスに役立つ
菜根譚
野村茂夫監修 リベラル社

「菜根譚」とは、洪自誠が作った中国最高傑作と言われている本で、日本では江戸時代にベストセラーとなり、有名なリーダーたちの座右の書でした。
これを訳して解説した本はたくさんあり、筆者によって違った解説が付けられています。このブログでいくつか紹介してきましたが、今日はこの本の紹介です。
今ここにあるものを最高に楽しめ

誰であっても、人生は一度きり。長くてもせいぜい100年程度です。限られた時間を無駄にしないためには、今やっていることを最大限に楽しむことが大切なのです。
与える物がなくても言葉で人を救える

人を救うのは、物やお金ではありません。言葉にはものすごい力があり、失意に沈む人の心を照らし、救うことができるのです。
苦しい壁を越えることが真の楽しみ

心が満足することを「楽しみ」とすると、欲望ばかりがふくらんでかえって苦しくなります。でも、真の行き方を心得た人は「苦しみに打ち勝つこと」を楽しみとします。
心が狭い相手には近づかないのが大人の知恵

心の狭い人には、自分の発信を誤解されてり軽々しく言いふらされたりする。
極力近づかないようにしましょう。それも一つの知恵なのです。
器の小さい相手には見切りをつける勇気も必要
文句ばかり言う人と関わると時間もエネルギーも消耗する。さっさと見切りをつけたいもの。
→心が狭い相手や器の小さい相手のために自分の労力を使うのは無駄だから相手にするのをやめなさいと言っています。
清濁併せ呑む度量を
人間関係をあまりに潔癖にしすぎないこと。世俗の垢や汚れなども受け入れる度量をもつべき。
→このように菜根譚からの教訓が80個も解説されている本です。ポケットサイズなので、いつも持ち歩いてときどき読んで反省する。聖書のように使ってもいいかもしれません。
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