新版 安売りするな!「価値」を売れ!
藤村正宏著 日本経済新聞出版社

「安売りするな!価値を売れ!」(紙の本/電子書籍)
今日はこの本の紹介です。
「モノ」を売るな、「体験」を売れ

モノが足りない時代はいい商品を売っていたら、黙っていても売れました。商品を中心とした名詞の経済でした。モノがいきわたって消費者はモノの豊かさに幸せを感じなくなりました。
商品のスペックや機能で判断せず、その商品でどんないい体験ができるかが大事になりました。「モノ」ではなく「体験」を売る世界になってきました。
本当の価値はどこにある?

水泳がうまくなることの本当の「価値」は?
あるスイミングスクールはチラシで、 「水泳がうまくなるよ」という宣伝をしていました。 でも、お母さんたちは、子供が水泳がうまくなっても別にうれしくありません。
そこで、「子供が水泳がうまくなると、どんないいことがあるかな?」と考えました。
「そうか、水泳がうまくなったら、子供に自信がついて、友達も多くなる」と思いついて作ったチラシが
「やったぁ~!ボクらは自信マンマン組だ!」学校の水泳授業が楽しくなる!
これに変えたところ、半分しか埋まっていなかった講座があっという間に満員になりました。
→スキルを得ることが目的ではなくて、それによって得られる「いいこと」が何なのかを考えてアピールするのがいいようです。
「好き」を追求すれば「価値」になる

詳しくなくても、プロでなくても、自分の目先の好きなことを追求して発信することが大事です。
ジャズ好きな行政書士やサッカー好きの美容師が、好きなことを全面に出したら大繁盛しました。楽しんでいる人の周囲に人は集まります。発信し続けることで新たな価値が生まれました。
好きならOK。詳しい必要はありません。「好き」を追求することが大きな「価値」になるのです。
→好きなことにこだわって、発信し続けるのが良いと述べています。
この本を読んで、好きなことから価値のある体験を作り出せそうな気がしてきました。スモール起業したい人は是非読んでみてください。
「安売りするな!価値を売れ!」(紙の本/電子書籍)

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