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「Why型思考」が仕事を変える

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ようこそ!
「四児の父・あべっかん」のブログです。
子どもの家庭教育を中心に役立つネタを書いています。

「Why型思考」が仕事を変える
鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」
                  細谷 功 著

を読んだ。

 

■What型思考とは、Why型思考とは

 言われたことをそのままとらえて行動するのがWhat型思考。それに対して言われたことの目的を考えて行動に活かすのがWhy型思考

 日本には「WhyなきWhat病」が蔓延している。さしたる理由もないのに「前年並み」に計画される予算、「行先」だけ決まっていて目的が不明な視察旅行、実態にそぐわないのに「規則通り」にしかできないマニュアル人間、などなど。考えて行動する「Why型思考」に転換しないと新しいことを生み出すことはできない。

 成功体験をWhat型人間はそのまま再現するが、Why型人間は今使える形にアレンジして使う。

 失敗体験をWhat型人間は二度とやらないのに対して、Why型人間は「今は成功するのではないか」と考えてみる。

 

■芸はこっそり盗め

 学校でも職場でも、生徒や新人にものを教えるときは今では懇切丁寧に分かりやすく教えることが求められている。これは一見良いようだが、教えられる方はただ覚えるだけなので、ただ言われたことを覚えるWhat型思考になってしまいやすい。

 昔の徒弟制度では懇切丁寧に教えてくれるなんてことはなかった。新入りは本業と関係のない雑用をしながら、師匠の芸を盗んで覚えた。どうやって盗むかを考えているうちにWhy型思考が育ってきた。考えながら芸を盗んだ者だけがその芸で身を立てることができた。

→懇切丁寧に教えることが生徒や新人のWhy型思考を妨げてしまう。というのは気をつけなくては。

 

■フェルミ推定はWhy型思考のトレーニングツール

 「フェルミ推定」というのをご存じだろうか。フェルミ推定とは、実際に調査するのが難しいようなとらえどころのない量を、いくつかの手掛かりを元に論理的に推論し、短時間で概算すること。

 例えば「日本に何件の床屋があるか」という問題があるとする。人が平均して何か月(?)に一回床屋に行く。床屋は月に□人の客が来ないと潰れる。すると△人の町に一件床屋があるとちょうどいい。というように推論して件数を出す。

 What思考を鍛えるにはドリルなどを反復すると効果がある。だがWhy型思考を鍛えるには似たような問題を繰り返すのではダメ。じっくりと考えて状況から推論するトレーニングによって地頭を鍛えるしかない。

 

 →私はときどき、子供たちに考えさせるような質問を投げかけている。隕石がどこから飛んできたかを調べるにはどうしたらいい? あれはなぜこうなるの? など。こんなことの繰り返しでWhy型思考を鍛えられるといいのだが。

 

 こんな本だった。

 ただ、気になったのは要は「Why型思考をしましょう」というのが趣旨。その説明が1冊の本になっている。似たような話を繰り返して丁寧に書かなくてももっと短い文で趣旨は十分に伝わる気がするのだが。

 逆に考えれば、簡単な趣旨でも書き方によって1冊の本になるくらいに話を引き延ばすことができるんだなぁ。このことは何かのときに使えるかもしれない。

 

PS. いつも読んでいただいてありがとうございます。
先ほど、エンジニアライフにコラムをアップしました。よろしかったらご覧ください。
「ハウステンボスのプロ意識をITエンジニアにも」

 

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About あべっかん

私には4人の子どもがいます。子どもの教育について体験したこと、考えたことをこのサイトで伝えます。 また、私はITエンジニアで、@ITというサイトにコラムを書いています。このサイトでは特にプログラミング教育についても伝えていきます。 学校でプログラミング教育が導入されることになりました。 子どもにプログラミングを教えることは何のためになるのか? をこのサイトで伝えます。 そもそも親世代は、プログラマーを目指した人以外はプログラミングのことを知らないと思います。そんなかたに、プログラミングってこういうものなんだよ、やってみると面白いんだよ、というのを体験して知ってもらいたい、と私は考えています。 リンクやシェアは大歓迎です。いいネと思った記事がありましたらどんどんシェアしてください!
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