なぜ、いま学校でプログラミングを学ぶのか
はじまる「プログラミング教育」必修化
平井 聡一郎、 利根川 裕太

プログラミング思考を育む
プログラミング教育とは、子供たちに、コンピュータに意図した処理を行うよう指示することができるということを体験させながら、将来どのような職業に就くとしても、時代を超えて普遍的に求められる力としての「プログラミング的思考」などを育むことであり、コーディングを覚えることが目的ではない。
→プログラマーになりたいわけではないから、プログラミングを学ぶ必要はない。という人がいるようですがそれは違います。という説明です。
つべこべ言わずにやってみろ

もっとも大切なことは、何よりも、まず自分で実践してみることです。
私は、先生向けの研修会などで、最後に必ず「つべこべ言わずやってみろ」という言葉を結びとしています。
→学校の先生などは、やったことのないことはやりたくない、という人が多そうな気がします。プログラミングはやってみると意外と簡単です。やってみればわかります。
まずは絵コンテを描こう
いきなりタブレットでプログラミングし始めるのではなく、まず紙と鉛筆を使い、自分がつくりたい物語を書いてみます。
次に、どんなふうにキャラクターを動かしたいか、どんな絵にしたいのかという「絵コンテ」を描きましょう。
→ITシステム開発の現場では、プログラミングを行う前に設計を行います。
システムの仕様書やプログラムの仕様書を作成します。
家を建てるとき、設計図を書かないで作り始める人はいません。それと同じです。
計画を立てて、その通りに作ろうとすることで、考える力も育ちます。
教えられる先生がいない?!
私は「プログラミングができない子はいない」と思っています。
ただ、できるように導く先生がいないだけなのです。
→できるように導く先生はここにおります!

こんな本でした。
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