なんで、その価格で売れちゃうの? -価格って不思議だ!

なんで、その価格で売れちゃうの?
行動経済学でわかる「値づけの科学」

   永井孝尚著  PHP新書

今日はこの本を紹介します。
「なんで、その価格で売れちゃうの?」紙の本電子書籍

1000円の値引きより、1000円の下取り

あるスーパーでは衣料の割引きセールを繰り返したが、お客さんの反応はさっぱりだった。
そこで「5000円買えば、服を現金1000円で下取り」というキャンペーンを行った。
「それって、失敗した2割引きセールとまったく同じじゃないですか」と反対する店員もいた。しかし実際に下取りセールやると大成功した。

お客さんは衣料の特売を見ても、自分の服を思い出して「もったいないから、買うのはやめよう」と考えていた。しかし下取りがあると「もったいない」という罪悪感は消える。しかも2割分もの現金が手にでき、その上「他人が使う」という社会貢献欲も満足できる。

→なるほど。これでお店で下取りをやっているわけがわかりました。値引きより効果的だったのですね。

価格を2倍にしたら、バカ売れしたアクセサリー

ある土産物店で、ターコイズ(トルコ石)のアクセサリが売れないので、半額にしようとして誤って2倍の価格にしたら全部売れた。

来店する観光客はターコイズについてよく知らない。「高い宝石は高品質」「安い宝石は低品質」という自分の常識に基づいて買うかどうかを判断していた。
価格は「品質表示機能」を持つ。高い価格は「安心保証価格」でもあるのだ。

→本来はモノの価値は価格にとらわれずに判断すべきです。でも一般人は目利きじゃないしそんな判断はできません。「これは高級品です」と言われればそう思ってしまいます。

義理チョコはやめよう

「日本は、義理チョコをやめよう」という宣伝をゴディバが出した。チョコメーカーなのに。

ゴディバは本命チョコの王道だ。義理チョコで買う人はあまりいない。義理チョコはゴディバにとって、お客さんの財布を奪い合うライバルなのだ。

この広告のお客さんへの隠されたメッセージは、「義理チョコにお金を使ってはいけません。本命の彼氏に、ゴディバで思いを伝えましょう」なのだ。

→さらには、「どれも同じ、安い商品でいい」というお客さんを「高くてもこれがいい」という状態に変えることが必要だと書かれています。そして商品へのこだわりの必要性とブランドの違いを認識させることでブランド商品が売れるようになるとのことです。

ものの価格って不思議なものですね。
、その価格で売れちゃうの?」紙の本電子書籍


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