タクシー運転手は道のプロ -酔っぱらいに道を聞くなよ

吞兵衛のつぶやき

飲み屋からの帰り道。人通りの少なくなった街道をふらふらと歩いていると、後ろから来たタクシーが私の横に停まりました。そして歩道側の窓が開きました。

歩いて帰れるし、タクシーに乗る気は無いんだけど、と私は思いました。

ところが運転手は
「すいませ~ん。大船にはどう行けばいいですか?」
えっ、道きくのー?! 
私は
「環状3号を右方向に進んでください」
と教えてあげました。タクシーは客を乗せています。運転手は私にお礼を言って走り去りました。

あ、Uターンして鎌倉街道を進んだほうが分かりやすかったかな。環状3号を右に行ったあと、左折しないと着かないし。と思ったもののもうどうしようもありません。まあ、なんとかなるでしょ。

得た情報は信頼できるかどうか確認しよう

そもそも、タクシーの運転手が見ず知らずの酔っぱらいに道を聞くのはどうかと思います。回送中ならともかく、お客さんを乗せているときに。

私が道を間違えるかもしれません。大船を聞き間違えて大船渡までの道を教えたかもしれません(大船渡はさすがにそこからは遠すぎますが)。

特に仕事で必要となる情報は、その情報が誤っていないかと考える必要があります。情報を信頼できるところから入手するか、あるいは入手したあと裏を取って正しいことを確認する必要があります。

酔っぱらいに道を聞くケースとは違いますが、ネットでググった情報も正しいとは限りません。信用できるサイトのものなのか? 個人の思い込みや偏見で書かれた情報でないのか? 宣伝のために誉めている記事でないのか? は確認しておかないといけません。

地図を使いこなすのがプロのタクシー運転手のはず

そもそも、そのタクシーにカーナビはついていなかったのでしょうか? カーナビがなかったとしてもスマホで道を探すことはできます。

タクシー運転手は運転と道のプロです。縄張りの道をすべて記憶していなかったとしても、すぐに道を検索できるようにしておくべきです。カーナビでもスマホでも、地図を使いこなせるようになっていないといけません。

どの仕事でも、プロとしてこれだけはきちんと知っておかないといけない、できないといけない、というものがあるはずです。

私はこの4月から会社の部署が換わりました。そしてある仕事の責任者になりました。ですがまだその仕事を全部把握できていません。タクシーの運転手が酔っぱらいに道を聞くようなことにならないように、新しい仕事を早くしっかりと覚えなくては。

タクシーに道を聞かれた話から、自分の反省をしてみました!


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