コーチングの必要性が高まってきた

最近、というわけではないのかもしれませんが、コーチングをする人、される人が増えてきた気がします。
プロテニスプレイヤーのコーチは(たぶん)ほとんどが元プロ選手で、自分の経験をもとに、技術的なアドバイスをしています。
けれども例えば営業マンをコーチングする人は元営業マンでないことも多いと思います。コーチに技術的な指導を求めるのではなく、自分を客観視してくれることを求めています。そして励ましてくれたり、迷いをなくしてくれたり、やる気を維持させてくれることを期待しているのでしょう。
名プレイヤーが名コーチではない

プロスポーツの世界では、名選手は引退するとコーチや監督になることが多いです。けれども、名選手が必ずしも名コーチや名監督になれるわけではありません。
人にものを教えるのにはコツがあります。私は2年ほどまえから、エクセルVBAを初心者に教え始めました。最初のころの私の講座は分かりにくかったかもしれません。けれども経験を積むうちに教え方のコツがわかってきました。最近ではマンツーマンの講座ばかりなので、受講者の反応を見て理解度を判定して説明のしかたやペースを変えることができるようになりました。教えるスペシャリストとしても完成してきたかな、と思っています。
プレーするのと教えるのとは適正が違います。名プレイヤーが名コーチになるとは限りません。逆に言うと、その専門的な経験がなくてもコーチングはできるのです。
ただ、にわかコーチも多く、この人のコーチングを受けて効果があるんだろうか? と疑問に思うことも多々あります。コーチングを受けるときは、じっくりコーチを選びましょう。
そのコーチって必要なの?

コーチと言えば、コーチで以前から気になっていたことがあります。卓球の団体戦などでは、試合中の選手にアドバイスすることは禁止されています。「がんばれー」と言っただけでも退場になります。コーチは応援もできません。
それに対して、野球では1塁と3塁にベースコーチがつきます。打球を見て、ランナーが進むべきか止まるべきかを判断してランナーに合図します。でも、これって必要なの?
ランナーが打球を見て自分で判断すればいい話です。見ながら走ると遅くなります。ランナーから野手が見えにくいときもあります。でもどれも含めて動くのがプレーヤーだと思います。判断を誤ってアウトになったり点を取り損なうこともあるでしょう。
でもそういうこともあるのがスポーツの試合です。ベースコーチがアドバイスするのは過保護なんじゃないの。なんでこんなルールがあるんだろうか? と疑問に思っていました。
そう思いませんか? まあ、どーでもいいんですけど。。。
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