
天気がよかったので布団を干しました。
布団を干すとときどき、私はある誓いを思い出します。
小さいころ、テレビで見ていた「帰ってきたウルトラマン」の最終回で「ウルトラ5つの誓い」というのが出てきました。
- 一つ、腹ペコのまま学校に行かぬこと
- 一つ、天気の良い日に布団をほすこと
- 一つ、道を歩く時には車に気をつけること
- 一つ、他人の力を頼りにしないこと
- 一つ、土の上を裸足で走り回って遊ぶこと
えっ、なんじゃこりゃ、と当時の私は思いました。
5つの誓いが選ばれた理由とは?

「他人の力を頼りにしないこと」というのはわかります。強い人間になるために必要なことですから。
腹ペコのまま学校に行かない、車に気をつける、裸足で遊ぶ、というのは子どもの発育のために良いことなのでまあいいでしょう。できれば、「友情を大切に」とか、「弱い者を助けよう」とか、「最後まであきらめるな」とかにしたほうが、ウルトラの誓いとしてカッコいいと思いますが。
そして違和感があったのは「天気の良い日に布団をほすこと」。
どうしてそれを誓わなきゃいけないんだろう?
50年間忘れられないものにするには

でも、「天気の良い日に布団をほすこと」があったから、「ウルトラ5つの誓い」があったことを50年近くたった今でも覚えているのです。これがなかったら誓いのことなんて思い出すことはなかったでしょう。
もしかしたら、これはウルトラマンの、スタッフの、当時に表現できた精いっぱいの「あそび心」だったのかもしれません。
そして、何かを印象づけて忘れられないようにするには、ちょっと違和感があること、遊び心があること、を入れておく。そうすれば50年以上忘れられないものになるかもしれません!
そろそろ布団をとりこみましょうかね。
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