エクセルのデータ編集の三要素

エクセルには3種類の操作があります。機能と関数とVBAです。
機能はメニューから手作業で行う操作のことです。開く、上書き保存、選択、などです。
関数はセルの中に計算式を書いて計算させるものを指します。=SUM(A2:A10) とか、=COUNTA(B2:B20) とかいうものです。
VBAはVisual Basic for Apprication のことで、エクセル用のプログラムです。
エクセルでデータを編集するときは、機能、関数、VBAのいずれかまたは組み合わせて使います。
関数には限界がある

関数ではかなり複雑な処理もできます。VLOOKUPを使って他の表のデータを参照したり、IFなどを使って条件分けしてデータを変えることもできます。いくつもの関数を組み合わせると、かなり複雑な処理もできます。関数を駆使して複雑な処理を作ったときは「してやったり!」と思うものです。ただし関数には次の問題があります。
- 誰かが誤って関数が入っているセルを数字で上書きしてしまうと、その間違いになかなか気づかない。合計値がおかしくなって原因調査に一苦労することもあります。
- 編集条件が変更されたとき、直すのが大変。作った人も直せないこともあります。
- 作った人が辞めたとき、誰も引き継げない。解読するのが難しいからです。
これらが関数の限界です。関数だけに頼っているとあとで大変になることがあります。
VBAなら修正も引き継ぎもできる

VBAは関数のそんな欠点を補ってくれます。
プログラムの途中にコメントを書くことができるので、何をしているのかを解読しやすいです。分りやすくプログラムを書いておけば、修正や引き継ぎもできます。
VBA はプログラムです。プログラムを作ると聞くと、未経験者には敷居が高く感じられるかもしれません。
「私がプログラム作るなんて無理!」と思ってしまう人も多いとことでしょう。
でも、VBAのプログラミングって意外と簡単なのです。いくつかのルールさえ知っていれば細かいところはエクセルが教えてくれたりします。
いくつかのルールは、今後のブログにも書いていきますね。

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