9月23日にエクセルプログラミング超入門勉強会を開催しました。
初の横浜での勉強会開催

夏休み中に私は「親子エクセルプログラミング入門セミナー」を行いました。今回は大人向けです。仕事で使えるようになることを目指したエクセルVBAプログラミングの勉強会です。
今回は横浜にあるマンションの1室である貸し会議室で行いました。最大10人で開催ということで告知したところ多くの反響があり、8人のかたが申し込んでくれました。その他にも、この日は都合が悪いけれど機会があれば参加したいと言ってくれたかたもいました。来てくれたかたは横浜近辺のかただけではなく、立川や千葉や埼玉から来てくれたかたもいました。ありがたいことです。
まずはプログラミングとは、から
まずは、「プログラムとは?」から

「超入門」なので、まずは「プログラムとは」という話から始めました。ここは「親子エクセルプログラミング入門セミナー」で行った子ども向けの説明資料を使って話をしましたので、「超初心者」でも理解ができたと思います。「子ども向けに行ったセミナーの内容から始めるので簡単ですよ」というのをウリの一つにしていましたし。
次に、フローチャートの説明をしました。フローチャートはプログラムの設計図のようなものです。食事するとき行動のフローチャートを書いてもらいました。フローチャートを書いてみると、人によって構成がまちまちです。細かく見ていくと何かが抜けていたりということに気づきます。処理に漏れはないか? 想定外の流れにならないか? などを考えると簡単な行動でも意外と難しいものです。
ワークシートに書きながら理解を進める

コマンドの説明とプログラムの書き方は、ただ説明するだけではなく、用意したワークシートの紙に書きこんでもらいながら行いました。
と言っても、超入門コースなのであまり難しいことは書かせません。穴埋め方式で前のページを見ればすぐわかるようになっています。ただ説明するだけだとすぐに忘れてしまうでしょう。書き込んでいくことで頭に残るようにしています。
パソコンを使わないプログラミング講座とは?!

交代で何人かには実際にプログラムを書いてもらいましたが、それ以外はパソコン無しでの勉強会です。通常のプログラミング教室では、全員分のパソコンがあって実際に書きながら行うことがほとんどだと思います。ところが私の勉強会は「パソコンを使わないプログラミング教室」です。
全員がパソコンを使うと、なかには肝心な部分にたどり着く前の設定や前提条件を作る時点でつまづいてしまう人が必ずでてきます。特に初心者が対象だと。するとその対応などで時間を費やしてしまって肝心なところをやる時間が減ってしまいます。
ただでさえ、3時間という短い時間で超入門の説明からプログラムを書くところまで行うのですからいっぱいいっぱいです。ですからそこは割り切って、交代で何人かに私のパソコンを操作してもらうだけにとどめました。勉強会の時間内では肝心な部分の説明に集中しました。
その代わり、初心者用のテンプレートを用意して勉強会後に配りました。このテンプレートを使うと、一部分にやりたい処理のプログラムを書くだけで簡単に動作させることができます。起動用のボタンを作ったり、変数を定義したりということをしなくてもすぐに動かし始めることができるのです。
もちろん、起動用のボタンを作るとか変数を定義することもやり方を説明してはいます。けれどもいきなり書き始めても動作できる環境を用意してあげることで、プログラムを動かすということを自宅ですぐに体験してもらいたいのです。これによって勉強会の中でパソコンを使った演習をしないことを補えると考えています。
そんな感じで3時間の勉強会を進めました。
お客さまの声
受講後のアンケートでこんな感想をいただきました。
・プログラミングのわけわからない感が少し改善されて良かったです。本を読んでも良くわかりませんでした。またうかがいます。
・勉強になりました。ありがとうございます。
・少人数制だったので、質問もしやすく楽しかったです。PCに実際に入力させてもらう体験をさせていただいたのはとても勉強になりましたが、まわりの人が時間をもてあましてしまう感じがしました。
・基礎が分かり良かった。
・先生の説明を聞けば理解ができたが、ワークをする際にエクセルの絵があるとよかった。資料にも定義の説明があるとよかった。
・全くの初心者では無いものの、目から鱗の項目もあった。
・もう少しPCを使って確かめたかった。
満足度は5段階評価で、4(良かった)と5(とても良かった)を7名中6名からいだだきました。満足度2(少し不満)と回答したかたは難易度を2(少し易しい)と回答しており、ある程度知っていたために「超入門」の内容が易しすぎて不満に感じられたのかと思われます。
これらのご意見を次回からの勉強会に活かしてよりよい勉強会にしていきたいと思います。
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