就職時の男女差別 -一般職になりたかったのに!

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東京オリンピック会長の女性蔑視発言

森会長の発言が、女性蔑視だと言われて騒がれています。

特に国際オリンピック委員会IOCは女性を重要なポストに就けて男女の雇用の差別をなくすことに貢献していたのにこれでは非難されるのも当然でしょう。

ところで、私は昔から就職時の男女差別を感じていることがありました。

みんなが考えるのと違った意味で。

一般職ってうらやましいぞ

今から30年以上も前になりますが、私は就職活動をしていました。

企業求人には総合職と一般職があります。今では男女ともあるようですが、当時は女性だけでした。

私は、

「なんで男性には一般職がないの? ずるい

と思っていました。

私は会社で出世したいとは思っていませんでした。

ある程度の給料がもらえれば、責任が重くて忙しい部長や重役になるよりも、時間的余裕もあり責任も軽い下の方が楽だと思っていました。

それになにより、転勤で僻地や海外に飛ばされるのは絶対にイヤでした。

首都圏にいたいと思っていました。変なところに飛ばされるくらいなら会社を辞めるくらいの気持ちでいました。

ですから、転勤がないことが保証されている一般職は私にとっては魅力的でした。

なのに女子にしかないのは差別だ!と。

進んだ考えだったのか、ヘタレだったのか?

当時はそう考える人は少なかったのですよね。

男はバリバリ会社のために働くもの。出世のためには転勤を拒んではいけない。

男は仕事が出来なきゃダメだ。24時間働けますか♪ と。

一般職に魅力を感じていた私は、進んだ考えを持っていたのでしょうか。それともただのヘタレだったのでしょうか?

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