
「アサヒビール副業解禁へ 5年以上勤務経験の社員対象」という記事がありました。
ビール大手のアサヒビールは、5年以上の勤務経験がある社員を対象に、副業を認めることになりました。社員がさまざまな能力を身につけるのを支援するのがねらいです。
アサヒビールは「副業で専門知識を高めたり人脈を広げることで、会社での仕事にいかしてほしい」としています。
副業が広く認められるようになってきたのは嬉しいことです。
どこからが副業なの?

副業を認める会社がだんだん増えてきています。でもそもそも、副業を禁止することを明確に規則にできるのでしょうか?
- メルカリなどで物を転売して儲けて商売にしている人がいます。
- パチンコで儲けているパチプロがいます。
- 株で儲けているプロもいます。
メルカリ禁止、パチンコ禁止、株禁止、などとは言えないでしょう。そもそも株式会社には自社株の持ち株会があったり、確定拠出年金で株を買わせているところもありますし。
どこまでが趣味でどこからが副業なのかを区別できません。
逆に副業で商売をやっていても、赤字だったら「ボランティアだ」と言い切ってしまうこともできるでしょうし。
ということで、「副業」を明確に定義して禁止することは困難です。社員の副業に気づいても見て見ぬ振りをしている会社が多いのではないでしょうか。
副業をするさいに気をつけること

政府も会社員の副業を後押ししていますし、ストリートアカデミーなど副業を後押しするような仕組みが増えてきています。今後ますます副業が増えてきそうですね。
ただ、気をつけなくてはいけないことが2つあると私は思っています。
- 本業と副業で働きすぎて疲れないようにしましょう
- 副業をあおる怪しげな商売に気をつけましょう
特に2番。副業を支援するようなセミナーがたくさんあります。私もいくつか受けました。そういったセミナーにはいいものもありますが、悪いものもたくさんあります。「副業したい」という気持ちだけをあおって、高額のスクールを受講させたり儲からない内職を進めたりするところもあります。
「自分は副業で何を実現したいのか」を明確にしてからとりかからないと時間とお金を浪費するだけになってしまいます。自分の方向性を決めてから進めましょう。
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