学校を秋入試に変更していればよかったのに

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受験シーズンが始まった

大学入試の共通テストが始まりました。
うちの三奈も受験します。

緊急事態宣言が出たものの、大学入試は行わないわけにいきません。
やらなければ現在の高校3年生は春からのいき場所がなくなってしまいます。推薦入学が決まった人以外はみんな浪人。春には大学1年生はほとんどいなくなってしまいます。そして来年の大学入試の競争率は2倍になってしまいます。

秋入学に期待していたけれど

半年くらい前に、入学時期を秋にしようという案があがっていました。
秋にすれば、今回のコロナ禍でカリキュラムが進まなかった学校も取り戻せます。
諸外国と同じになって留学生の行き来が盛んになります。

そして私はむしろ、別の意味で秋入学がいいと思っていました。
この時期に入試があると、昨年までだとインフルエンザの流行する時期と重なって、インフルエンザで受験に失敗してしまう子がいます。急な積雪で電車が止まったりします。
受験生にとっては、入試が冬でないほうがいいのです。

変革のチャンスだったのに

春入学から秋入学に切り替えるのは大変です。
急に切り替えたら、ある学年は4月生まれから翌年9月(8月?)生まれが対象になるので通常の1.5倍の人数になってしまいます。
学校のキャパが足りません。段階的に少しずつずらすなどの策が必要です。なので無理だと判断されました。

だけど、今回やらなかったらずっとやらないでしょう。
変革する機会があったときは、どんなに大変でも、チャンスだと思って変革すべきです。

日本の学校教育は大きなチャンスを逃してしまった、と私は思うのです。

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