キッチンタイマーを作った -世の中のプログラムを想像してみよう

ロボットプログラミング

キッチンタイマーを作ってみた

(左がロボット、右は市販のキッチンタイマー)

いつも使っているロボット教材でキッチンタイマーを作ってみました。

ボタンを押して分と秒を設定して、スタートボタンを押すとカウントダウンを始めます。
そして0になると音が出る

というシンプルなものです。図のような簡単なプログラムでできちゃうんです。

  • Bボタンを押すと、設定時間を1だけ、つまり1秒大きくします
  • Aボタンを押すと、設定時間を60だけ大きく、つまり60秒だから1分大きくします
  • Cボタンを押すと、1秒ごとに設定時間から1を引きます
  • 0になると音を出します


厳密にはプログラムの動作時間があるので設定した時間より長くなるので誤差が出ます

そこで、どれぐらい誤差がでるか調べてみました

市販のキッチンタイマーと同時に5分を設定して動かしてみました

その結果、5分で3秒遅れただけでした
これくらいの誤差なら実用に問題なく使えそうですね

町の中のプログラムを想像してみよう

家の中や町で見かけた機械がどんなプログラムで動いているのだろう
と考えてみると、プログラミング学習に役に立ちます

例えば道路にある信号機

全部のプログラムはきっと複雑でしょうからわかりません
でも一部分だけでもいいのです

  • もし、人の横断用信号が赤にかわったら (同じ方向の自動車用信号を)青から黄色に変える
  • 5秒待つ
  • 黄色から赤に変える

たぶんこんなプログラムでしょうか

まちがっていても構いません
考えてみることで、「考える力」がついてくると思います

こんなふうに、子どもにプログラムをちょっと考えさせてみてはいかがでしょうか

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