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丸、三角、台形の法則
丸、三角、台形の法則って知っていますか?
えっ、知らないの?!
って、私が考えた法則ですから知るはずはありませんね(笑)。
うちの子どもたちが幼児のころ、丸や三角や台形のパーツを穴に通すというおもちゃで遊ばせました。

すると、1日目は丸だけ通すことができます。それ以外は穴に通すことができなくて、かんしゃくを起こします。
2,3日すると、三角も通すことができるようになります。
そして何日もたってから、ようやく台形を穴に通すことができるようになります。
4人の子どもとも同じ順番でした。ですので私はこれを「丸、三角、台形の法則」と名付けました。
「丸、三角、台形の法則」は当然の結果
よく考えてみると、「丸、三角、台形の法則」は当然の結果です。
- 丸は、方向を考えなくてもすぐに穴に入ります。
- 三角は角が3つあるので、3つのうちのどれかが穴の三角形の頂点と重なるように回せば入るようになります。
- それに対して、台形になると360度くるっと回しても、穴とぴったり一致するのはたった一つの方向しかありません。偶然に入ることは滅多にないでしょう。一番難しいのです。
当然の結果なのですが、4人の子どもでその現象を観測できたことは、私にとって楽しく思えました。
丸、三角、台形の法則は教え方の見本

「丸、三角、台形の法則」は、実は子どもに何かを教えるとき、あるいは大人にVBAプログラミングを教えるときにも応用できるのです。
- まずは丸。問題を出しますが、ほとんど答えを言っているような簡単な問題。それをあえて解いてもらうことで、「なんだ、簡単だ」と思わせてなれてもらいます。
- 次に三角。三択問題にするなど、選択肢というヒントをもとに正しい答えを見つけるということをやってもらいます。
- そして最後に台形。選択肢は用意されておらず、1から考えてもらいます。
このようの順番に問題を出していくと、子どもでも、初心者の大人でも、徐々に理解できるようになっていくのです。
私はこんなことも考えて、子ども向けのロボットのプログラミングや、大人向けのVBAのプログラミングを教えています。
丸、三角、台形の法則」で教えるやりかた、あなたも使ってみてください。
あべっかんでした。
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