ゆうちょや役所で多くの手続き書類を書くのに苦戦したことはありませんか。どうすれば効率化されるのでしょうか。
保険の支払い手続きはめんどうだ!

先日、郵貯に保険の手続きをしに行きました。
次男のために入っていた学資保険が今月末で満期となり、満期保険金が私に、健康祝い金が次男に払われます。そのお金の支払い請求の手続きをしに行ったのです。
保険証券と私の通帳と印鑑と私の身分証明書と次男の保険証。さらには私と次男のマイナンバー通知カードを持って行きました。ところが、
残念! 書類が足りませんでした。健康祝い金は次男に払われるので次男の振込先を示すための次男の通帳も必要なのでした。その日はあきらめて帰りました。
二回目こそは、と思ったものの!
連休の合間の平日、私は休みなので再び郵貯に行くことにしました。出がけに持っていく書類を集めていると次男の保険証が見当たりません。
外出してしまった次男にLINE で聞いてみると、病院に行ったときに財布に入れたまま持ち歩いているとのこと。あちゃー! でも次男の通帳もマイナンバー通知カードもあるし、通帳の口座に振り込むのだから次男の保険証は要らなかったかも。説明を読んでもはっきりしなかったので、とりあえず郵貯に行ってみました。平日はその日しか休みがないので。
残念! やはり次男の保険証も必要でした。また出直しです。今度は出社前に寄ってすぐに手続きができるように申請用紙をもらって帰りました。
三度目の正直

そして次の週に三度目のトライ。必要な書類を揃えて、この前もらった申請用紙に記入もして郵貯に行きました。やっと手続きできました。けれども、
「この申請用紙は満期から2週間前まで用の用紙です。すみませんが、こちらの用紙に書き直してください」
えーつ、めんどくさっ(-_-;)
満期から2週間前までと、直前と、満期後で手続きする申請書の用紙が違うようなのです。書く内容は一緒なのに。満期前後で違うのは許せるとしても2週間前から変わるのは訳がわかりません。そもそも、保険が満期になったらお金を受けとるのは当然ですから、手続きなんてしなくても引き落とした口座に自動的に戻してくれればいいと思うのですが。窓口で現金を手渡しで受け取る訳ではありませんから。
申請した私のほうも、申請書を受け付けて処理するほうもかなりの手間です。無駄な労力です。こんな無駄な手続きを、職員は疑問を持たずに続けているのでしょうか?
新生銀行の手続きは楽チン!
何年か前に、新生銀行に口座を作りに行きました。書類を何枚も書くんだろうな、と覚悟して行ったのですが。
書類は書きませんでした。印鑑も要りませんでした。身分証明は見せたと思いましたが、手続きはタブレットを出されて必要なチェックを入れてサインをするだけ。とってもスムーズでした。システムができあがっていればめんどうな書類書きは不要になるのです。
プログラミングを学んだ経験があれが効率化できるのに

ゆうちょの話に戻ります。ゆうちょや役所などでは、多くの書類を扱っています。書類を書くために、そして正しく書かせるために、多くの市民や職員が労力を使っています。
けれども申請書に名前や電話番号を手書きで記入しなくても、保険を申し込んだ時点でこちらの個人情報を伝えているのですから自動で打ち出せるはずです。
持っているデータを活用してシステムを作れば職員の仕事はずっと楽になるはずです。書類を書かせたり処理したりする労力を、お客さんの話を聞いたり説明したりというもっと有意義なことに使えるようになります。
もしも職員の多くがプログラミングの勉強をした経験があったとしたら、こんなやりかたは無駄だから合理化しよう、という声が大きくなっていたのではないでしょうか。
プログラミング教育というものは、そういった「効率化する考え方を身につける」という意義もあります。2020年から小中学校でプログラミング教育が必修になります。そこで学んだ子どもたちが世に出ていくと社会の考え方も変わっていくのではないでしょうか。忙しい仕事が楽になって働き方が改善される方向になればいいな、と思います。
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