子どもでも使えるプログラミング言語

子どもの教育用に作られているプログラム言語、というかアプリ、はいくつもあります。そのうちでおそらく日本で最も使われているのがスクラッチです。 文部科学省が作成したプログラミングの学習指導要綱の手引き書の中の例もスクラッチの画面で説明されています。
最近私はこのスクラッチを使ってみています。
オレンジ色の猫が目印

スクラッチはオレンジの猫がイメージキャラクターになっています。ツールを起動すると最初に出てくるキャラクター(スプライトと呼びます)がオレンジの猫です。
このスプライトは好きなものに変えることができます。いろんな人や動物や乗り物などが用意されています。
また、自分で用意した絵を取り込むこともできます。私はあべっかんの顔をオレンジの猫に貼り付けたスプライトを作ってみました。
プログラムを作って、このスプライトを動かすことができます。
ブロックをつなげるだけでプログラムができあがる

スクラッチでは子どもプログラムが作れるようになっています。
ブロックと呼ばれるボックスに命令が書かれています。10歩動かす、 15度回す、「こんにちは」と言う、などのブロックがあり、これを左のリストから持って来て右のプログラムに繋げていきます。グループごとに色分けされているので迷いにくいようになっています。
制御のグループには、「( )回繰り返す」「()まで繰り返す」のような繰返し処理があります。( )の部分に条件を入れて繰返しを指定します。
「もし( )なら」「もし( ) なら、でなければ」などのブロックで条件分岐の記述を書くことができます。
分岐と繰返しができれば、いろいろなプログラムを書くことができます。簡単なゲームなどを作ることもできます。複雑なことをすると、ブロックが膨大な数になりどうですけれど。
コマンドを書き込まなくても、ブロックを組み合わせてプログラムを作れるというのは、子どもでもプログラミングができるのでよいことです。
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