プログラムを作るときは構成が重要

プログラミング

こんなプログラムを作って

先日、私のVBAプログラミング講座を受けたかたから、あるプログラムを作ってほしいと頼まれました。

商品の発注状態を管理するエクセルのプログラムです。在庫数を調べて、担当者を割り当てて、納期を計算して、スケジュール表に書き込む。といったプログラムになります。作れないことはありません。

プログラムはいろいろな構成で作ることができる

作りかたとしていろいろな構成が考えられます。

  • 必要なデータを全部データベースの表として持つ方法。
  • 配列変数として持つ方法。
  • スケジュール表をメインにしてデータを割り当てていく方法。

など、いくつもの構成が可能です。作る人によってもプログラムの構成は大きく変わってきます。

構成を決めるのが腕の見せどころ

どんな構成にするかでプログラミングの作りやすさが変わってきます。また、作るのが簡単でも、何か条件が変わったときに修正しやすくしておくことも大事です。

それだけならいいのですが、今回の場合はVBAを教え始めた初心者でも理解しやすい構成が望ましいのです。そんなことを考慮して構成を考えています。

なるべくシンプルに、分かりやすい構成にしたい。エクセルVBAはプログラミングの未経験者でも簡単に覚えられます。単純な処理なら少しのトレーニングで作れるようになります。

けれども複雑なプログラムの構成を考えるのは、プログラミングの経験が豊富でないとできないことです。

ここが腕の見せどころ、と思ってあれこれと考えています。

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