プログラミング教育で失敗体験を積ませよう!

プログラミング教育

プログラミング教育が始まる

2020年になりました。今年から小中学校でプログラミング教育が必須化されます。

テレビでプログラミング教育について討論している番組がありました。その中で、プログラミング教育の効果の1つに「問題を見つけて解決する力をつけること」というのがありました。

ソフトウェアにはバグがあって当たり前

家電製品は不具合が無いことが前提になっています。不具合があったら不良品で即交換です。不具合があることなんて許されていません。

一方、プログラムにはバグがつきものです。精鋭の技術者がたくさん集まって開発しているMicrosoftでさえも、頻繁にバグが見つかります。

ソフトウェアの世界ではバグが発覚すると、修正したバージョンを出して「アップロードしてください」で済んでいます。すみませんと言ってCEOが土下座することなんてたまにしかありません。アップデートしないで使っていて不具合が起こると、アップデートしないほうが悪い、とされます。欠陥商品を出しておきながらこの態度、家電製品では考えられないことです。

と言っておきながら、私もソフトウェアを開発する側の仕事をしています。私自身、バグを作ってしまったことは何度もあります。

(今の人間の能力では、)ソフトウェアのプログラミングではバグがあっても仕方がないということになっているようです。

プログラミング教育により失敗を体験できる

ソフトウェアのプログラミングにはバグがつきものですから、「問題を解決する」ためのトレーニングにはいい材料となります。

特に日本では、「失敗する」ことが許されない風土があります。子どもが失敗する前に、親が気をまわして失敗しないようにしてしまいます。学校では失敗しないための方法を教えています。

でも本当は、まず自分で考えたとおりに行動してみて失敗する。そこから学んで修正する。といった体験を積んだほうが人間は成長すると思います。

そんな意味で、プログラミング教育を行うことによって、失敗してバグを作ってしまい、どこが悪いのかを調べて問題を解決する、という体験ができます。失敗を体験してそこから問題解決する力がつきます。

プログラミング教育によって、問題解決力を持った人が育つことを私は期待しています。


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