教員になりたい人が減っている

「教員採用試験の倍率低下は、本当にヤバイのか? もっと心配するべきは別のところにある」
という記事がありました。
教員の人気が下がっていてなりたがる人が減っている。教員の仕事は休みが少なくサービス残業が多すぎます。モンスターペアレントの対応もしなくちいけないし、昔のように子どもを叩いたり正座させたりできないから言うことを聞かせるのも難しい。なり手が少ないのも分かります。
と、途中までは ふんふん と読んでいました。
3倍いないと教員の質が保てない?!

この記事では途中で、
都教委の担当者は「1倍台は衝撃だった。人材の質を維持するためにも3倍以上はほしい」と話す。
ということに対して突っ込んでいます。3倍の求職倍率がないと教員の質が維持できないということは、教職免許を取った人の3人に2人は教員にふさわしくないヤバイやつなのか? と。
言われてみればその通り。そもそも3人に2人もヤバイやつがいるとして、就職時の面接などで見抜けるのでしょうか? いや、見抜けていないから、能力の低い教員や子どもにセクハラをするような教員が多数存在しているのでしょう。
教員試験を厳しくして教員のステータスを向上せよ

教員免許の試験の段階で、学力や事務処理能力のほかに性格コミュニケーション力も含めて教員にふさわしい人だけに教員免許を与えるようにすべきです。
弁護士や医師の免許のように厳しいものにすることで、教員の地位を上げて憧れられるような職業にしてほしいと思います。もちろん、給料も倍増します。質の低い2/3の育成の費用を削って。
また、民間企業で働いた人や自分の子どもを育て上げた中高年のほうが、教員よりも社会常識をわきまえています。そういった中高年が教員にチャレンジできる道も広げるべきだと思います。
働き方改革のひとつとして、教員の質向上対策を進めてほしいものです。
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