保護者面談に行ってきました
息子の学校に面談に行ってきました。
小学校? いえ、ちがいます。中学校? いえ、違います。高校?
いえ、違います。
なんと、大学です。次男の二郎が通う私立大学で、保護者面談が行われました。学科の担任の先生との親子面談、または親だけの面談です。私は一人で先生と面談して二郎のことを聞いてきました。
この大学では、6年ほど前に改革が行われたそうです。それまでは卒業に至らずに途中で退学してしまう学生がかなり多かったとのこと。それを改善すべくいくつかのことが行われました。
グループワーク

たとえば、学科の異なる学生がグループを作って決めたテーマについて調べて発表するという時間が設けられました。学生が主体的に動いて進めるという授業です。これによって学生同士のコミュニケーションが活発になったようです。
保護者面談

そして今回私が行った先生との面談。保護者面談または学生を含めた三者面談です。まるで中学校みたい。
私が大学生のころは親が大学に来ることなど全くありませんでした。長男の太郎の大学のときは、入学式や卒業式に行く親が多かったですし、体育会の部活で親に見学させるというイベントがありました。けれども学業について親が先生と面談するということはありませんでした。やはり二郎の大学は独特だったのです。
出席状況をネットで閲覧できる

もう一つの特色で、学生の出席状況を親がネットで確認できるというものがあります(上の画像)。
これを見るとサボった授業が一目瞭然です。自分でしっかりと管理できる学生ならいいのですが、そうでない場合はこれを見てサボりをチェックしておけば安心です。
こんなシステムがあるなんて!。感動しました。
ただ私としては、この仕組みはむしろ二郎が高校のときにほしかったです。二郎は聞いてもなかなか学校の話をしませんでしたから。
中退する学生が半減した

このような仕組みを導入することで、この大学は中退する学生を半減することができたのです。大学の努力としては素晴らしいと思います。
ただ、大学生にもなって自己管理ができないのはどうなんでしょう。サボって単位を落としたら自己責任。取返しが効く学生のうちに、失敗を体験させることで責任感を養うということも大事です。過保護にしすぎてもいけません。
子どもの性格によってどの程度親が関与すべきかは変わってきます。親も完璧ではないですから、失敗をしながらも子どもと一緒に進んでいく。それがいいのではないでしょうか。
あべっかんでした。
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