ファンを増やす「ウケるブログ」の書き方講座を行いました。
両隣が空いていてよい環境

今回は久しぶりに東京で行いました。
東京駅のすぐ近くの部屋を借りての開催です。会場のこの部屋は駅から近くて便利です。ただ、隣の部屋とはパーティションの壁で区切られているだけで、上の方は開いています。隣の部屋の声がそのまま聞こえてきます。
でも講座が始まってしまえば集中してあまり気にならなくなるので支障はないと思っています。
それが今回は両隣とも部屋は空いていて誰もいなかったので、隣の声はありませんでした。これはラッキーです。
受講者が一人で寂しかったけど

今回の受講者は一人だけになってしまいました。Wさんという男性です。Wさんはこれからブログを書き始めたいので勉強しているところだそうです。場所的にも楽だったのでこの講座を選んでくれたそうです。
講座はいつものように次の流れで進めていきました。
- 読みやすい文章にしよう
- 面白くするには楽しんで書け
- ネタに困った人のために
1対1で行ったので途中で質問に答えたり、脱線して私が炎上した話をしたりと、いつもよりも多くのことを伝えることができました。
ハッピーエンドの話を作る

途中でいくつか演習があります。ブログのタイトルを直すとか、文章を直すとか、話を考えるとかいった演習です。
いつもやっている演習の一つに、「浦島太郎の話をアレンジして話を作る」というのがあります。今まで講座を行ってきたときは、例えばこんな話が作られました。
- 乙姫様と亀と亀をいじめた子どもは実はグルで、太郎をハメた。
- 乙姫様は太郎と一緒になりたかったのに、太郎が帰ってしまうので怒って玉手箱に老化する薬を仕込んだ。
- 玉手箱の老化剤は戦略兵器になる。
いずれもブラックな方向の話です。
ところがWさんは違いました。「ブラックな方向に行きそうだけど、ハッピーエンドの話にしたい」と。こんなことを言った人は初めてでしたので私も驚きました。
- 太郎は竜宮城の話を子どもたちにして人気者になった
- 太郎はその後、地上に竜宮城を作って大儲けした
- 太郎は竜宮城プロジェクトを発足し、竜宮城の支店をいくつも作った
などです。ハッピーエンドの話に持っていくのはいいですね。
こんな感じでブログ講座を行いました。
お客さまの声
講座終了後、Wさんからこんなレビューをいただきました。
文章を書く時に陥り勝ちな独りよがりの視点に気づかせてくれました。この気づきがあると読み手が何を期待しているのか、何を面白く感じてくれるのかを考える起点になることが分かりました。
この気づきを基にしてブログの内容をまとめていく考え方や手法も具体的にまなべました。今回教わったことをもとにブログ作成の練習をしていきます。
Wさん、ありがとうございました。
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