夢を見させてくれるなら騙されてもいい?! -魔法のランプ詐欺事件

考え方

アラジンの魔法のランプ

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こんなニュースを見かけました。

「アラジンのランプ」と偽り980万円で販売、男ら逮捕 印

アラジンと魔法のランプのランプだと偽って約980万円でただのランプを売ったという詐欺事件がインドであったそうです。二人組の犯人の一人がジニーに仮装してランプから出てきたように見せかけていたのでした。

このニュースを聞いてどう思いますか?

騙された被害者は、バカっじゃないの?! と思う反面、夢がある人だったんだなあ、と思います。

映画を見て多くの人が感動します。

ディズニーランドは夢の国

ディズニーランドが大好きな人はたくさんいます。ファンは夢の国に何度もリピートします。

でもミッキーマウスは本物のネズミではなく、中に人が入っていることを知っています。知っていても、本物だと思って夢の時間をお金を払って楽しみます。

リピートやグッズの購入で大金を使っている人もいます。

夢のあるランプなら買ってもいいかも

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魔法のランプを売った犯人は、ジニーに仮装した時点で詐欺確定です。

けれども、もしも「ジニーはこのランプに封じ込まれていて、あと100年後に出てくる」という伝説があって、売るほうもそれを信じていたらどうでしょうか。

本当かどうかわからない怪しげな伝説を信じて大金をはたいてランプを買う。心の底では、きっとウソだと思っているのに。

そんな夢のある騙されかたなら、それはそれでいいのかなあ、と私は思ったりします。

 あべっかんでした!

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