全部丁寧に説明するのがいいって訳じゃない!

考え方

エクセルVBAプログラミング個人レッスン

先日、久しぶりにエクセルVBAのレッスンを行いました。

3回コースで申し込んでくれたかたは、Tさんという女性でした。

初回は、いつも使っているテキストを使ってVBAプログラミングの初歩から教えます。

少し教えていて私が気が付きました。

Tさんは理解が早いほうではありません。かなり遅いほうだ と。

質問をしてヒント(というかほとんど答え)をいくつも出しても、「えっ、分かりません」ばかり。

そこで私が気がついたことが2つありました。

マンツーマンで習うのが効果的

Tさんのようなかたもときどきいらっしゃいます。

こんなかたは、おそらく何人かの集合研修を受けても
理解できずに終わってしまうのでしょうね。

そんなかたのために、個人レッスンがあるのです。

わからなければ言い方を変えて何度も説明しますから。

丁寧に説明しすぎてもよくない

2つめに気づいたことは、初心者用の説明資料についてのことです。

Tさんのような方のために、私はあとから資料に説明の図を追加しておきました。

VBAでもなんでも、初心者向けの入門書には、書かなくてもわかりそうなことまで説明が丁寧に書かれています。

これがわからないかもしれない、ここもわからないかもしれない、と思って全部説明するのでしょう。

その結果、本が分厚くなってしまい、「読み始めるのもおっくうだ」となってしまいます。

説明しすぎて文字が増えすぎると、かえって読みにくくなってしまうのです。


たくさん説明するべきかしないべきか。

これって入門書のジレンマだと思います。難しいですね。

コメント