表の編集を毎月手作業でやるなんて!

私が会社で初めて管理職をやったとき、部下の勤務データをまとめなくてはいけませんでした。
例えば、A,B,Cの3つの仕事があったとします。
- 先月、部下の二宮君は仕事Aを100時間、仕事Bを80時間やりました。
- 櫻井君は仕事Aだけを200時間やりました。
- 相葉君は仕事Bだけ170時間やりました。
といったときに、仕事Aにかかった総時間を計算します。
部下が3人だけなら簡単ですが、当時は派遣なども入れて30名。仕事も10個以上ありました。勤務表に入力された部下の勤務時間を仕事ごとの表に書き移して合計します。
って、なんでこんな作業を毎月手作業でやってるの?
と私は驚きました。
表の集計処理は自動化できる

この手の集計は、エクセルVBAでプログラムを作ってしまえば一瞬で自動集計できます。IT系の会社なんだから、プログラム作れよ。
で、私はVBAで編集するプログラムを作りました。
こんな感じの、複数の表から条件に合うデータを集めて集計する処理は、エクセルVBAでプログラムを作って自動化することができます。例外的なデータが入って来た場合には、「異常データ」として表示してそこだけ手作業でやればいいのです。
めんどうな表の編集は自動化して楽をしよう

世の中にはエクセルVBAでプログラムを作れる人はたくさんいます。VBAの書籍はそのへんの本屋さんでたくさん売られています。
なのに、この手の表の編集を手作業でやっている人が多いのです。毎月何時間もかけて。エクセル表の編集はVBAで自動化できるんだよ、ということをもっと多くの人に知ってもらいたいと私は思っています。
もしかしたら、自動化されると自分の仕事がなくなってしまって困るから、あえて手作業でやっている人もいるかもしれませんが。
自動化できるものは自動化して、その分もっと有意義な仕事をするとか、早く帰るとかしたほうが、会社全体、社会全体が楽になるはずです。
エクセルVBAエキスパート あべっかんでした。
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