マクロって何それ? おいしいの?

エクセルにはマクロを記録する機能があります。マグロではありません。マクロです。
VBA のプログラム全体のことを「マクロ」と呼ぶ人もいますがちょっと違います。マクロとは、連続した操作を記録して自動的に作られるプログラムです。
「開発」タブで、「マクロの記録」をクリックしてマクロ名を指定すると記録が始まります。セルにデータを書いたり、コピーしたり、色を変えたりシートを追加したり、といったエクセルの操作を行ってから、開発タブの「マクロ記録の終了」を押します。
すると、そのときの操作がプログラムとして記録されます。そのマクロを実行させると同じ操作が繰り返されます。
マクロで生成されたプログラムはムダに長い

マクロ記録で生成されたプログラムを読むと、とても長くなっています。
セルを選択するために画面をスクロールすると、スクロールの動作が何回も記録されています。
表の一番下の線を変更しただけなのに、上の線、右の線、左の線、中の縦線、中の横線を設定する操作まで記録されています。変更していないところまで書かれているのです。
操作していないことまで記録されているので、マクロの記録で作成されたプログラムを読むにはコツがいります。あべっかんのエクセルプログラミング講座のマクロ編では、それを読むトレーニングも行います。
マクロはVBA プログラムを作る機能ではない

マクロの記録で操作を記録して自動生成されたプログラムを貼りつければVBAのプログラムができあがる、と思うのは間違いです。そのまま貼りつけたのでは、プログラムとしてちゃんと動かないことが多いのです。
マクロの記録は、「この操作はどういう書き方になるのかな?」を調べるために使ってください。プログラムを直接作る機能ではなく、調べるための機能だと思っていましょう。
でも、この「調べる機能」があるおかげて、作ったことがないプログラムでも作ることができるのです。マクロをうまく使えるようになりましょう。
7/27の勉強会では、マクロについて勉強します。

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マクロの操作とセルの色や罫線の自動編集編 - 8/4(日) 横浜 13:00-16:00
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