3回目のエクセルプログラミング個人レッスンを行いました。そのときの様子を報告します。
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今回、エクセルプログラミングの個人レッスンは3回目です。いずれも横浜のカフェで行っています。前の2回は午前中だったのですが、今回は初めて午後の実施でした。お昼の込む時間を避けて、14時からにしていたのですが。
私が10分前に着いて店に入ってみると混んでいます。空席がありません。
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やばい。これでは時間に始められない(汗)。そう思ったのですが、幸いにも5分も待たずに席が空いて座ることができました。セーフ!
午前開催のときは十分に空いていたのですが、午後開催は注意しないといけませんね。
本を読んで分からなくてもこれなら分かった

今回受講していただいたのは、Aさんという女性でした。Aさんは仕事でエクセル表を使って分析などをしています。エクセル関数をいろいろ使っているそうですが、関数でやるのはあまり効率がよくない。VBAで効率よくしたい。ということでVBAを学ぼうとしていました。
ところがVBAの本を読もうとしても難しくてなかなか分からなかった。なので個人的に教わりたい、ということで受講しようと思ったそうです。
初心者向けの本、と言っても初心者には難しいものです。本を書いている人は初心者ではありません。初心者の気持ちを分かっていません。
初心者にはなんでも教えないといけない。でも分かりやすくしようと思って説明を長くすればするほど、初心者は読むのが苦痛になります。
私もエクセルプログラミングの講座を最初に練習セミナーとして素人を相手に教えたときは、丁寧に説明したのに「わからない」「難しい」と言われてしまいました。
そこで私が考え出したのが「始めに説明しない方式」です。いきなりプログラムの一部を見せて、どうなるかをクイズのように考えてもらいます。その問題にはヒントとなることも書かれていて、カンのいい人なら分かってしまいます。そうでない人には私が口頭でさらにヒントを言って考えてもらいます。この方法で何回か練習セミナーをやって磨き上げました。
こうしてでき上った「始めに説明しない方式」でレッスンを行うと、体感的にプログラムを身につけることができるのです。Aさんもこの方式で説明したところ、「理解できた!」とのことでした。
一歩一歩確実に

このレッスンで教えたのは基本的なコマンドです。If ~ Then とか For ~ Next とか。Aさんは1つのコマンドごとに前のページに戻って確認していました。1つのことをきっちりとやるタイプなのでしょう。
集団の講習会だと、説明がどんどん進んでしまって人によっては追いつかないことがあります。今回は個人レッスンなのでAさんのペースに合わせて確実に進めることができました。ただあべっかんの勉強会に場合は受講生が3名程度のことが多いので受講生のペースに合わせることができますが。
最後に実際にプログラムをエクセル上に書いてもらいました。初めてプログラムを書くのですから、書き終わってすぐに正常に動作することはありません。エラーになってから間違いを探して修正する、ということを何度も繰り返します。
Aさんの場合は、エラーとなる回数が以前に行った人と比べて少なかったです。1つ1つ確実に理解していったことが良かったのでしょうね。
お客さまの声
2時間のレッスンのあと、Aさんにこんな感想を書いていただきました。
VBAが使えたら良いなあと思っていましたが、難しく、なかなか自力で手が付けられませんでしたが、丁寧に説明していただき、やっとVBAを自分のものにしようという意欲と自信につながりました。
Aさん、ありがとうございました。
このように、エクセルプログラミング個人レッスンを行いました。1回目と2回目の実施報告もありますので合わせてご覧ください。
エクセルプログラミング個人レッスン実施報告 -パズルみたいで面白い
エクセルプログラミング個人レッスン実施報告 -入力支援機能って楽チンだ
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