先日、エクセルプログラミング少人数講座を実施しました。
しかし、今回は受講者が1人となったため、個人レッスンとほぼ同じメニューにして行いました。
私がやらなくっちゃ

受講者はSさんという女性でした。
Sさんはとある事務所に勤めています。そこでは会計処理に使うシステムがあり、Sさんは顧客から送られてきたデータをシステムに入力していきます。
ただ、顧客から送られてくるデータはそのままではシステムに入力できません。日付のフォーマットがバラバラだったり、データの途中に空白が入っていたり、半角文字と全角文字が混在していたり。
こんなときに役に立つのがエクセルVBAです。表のデータをプログラムでチェックして不正なデータを抜き出したり修正したりすることができます。Sさんの会社では、以前はITに強い人がいて、その変換処理を行っていました。しかしその人は辞めてしまいました。
さあ、困った。Sさんの事務所ではその対応のために外部のシステムエンジニアと契約しようとします。でもかなりのコストがかかってしまいます。
「そうだ、私がVBAを覚えればいいんだわ」
と思ったSさんは、ググってあべっかんの講座をみつけて来てくれました。とても向上心があるかたですね。
立派なシステムがあってもデータの加工が必要なことがある

立派な会計システムを導入していても、手元にあるデータをそのまま利用できないということはよくあります。
客先からのデータ、別のシステムで使っていたデータなどが流用できるものの、フォーマットが違ったり、不正なデータが混ざっていたりして、加工が必要になるのです。本来はそのシステムがいろいろなデータに対応していればいいのですが、現場によってさまざまなデータがあるので対応しきれないのです。
そんなときにエクセルVBAがよく使われています。その職場にVBAを使える人がいれば大丈夫です。何時間も苦労して手作業でデータを直したり、大金を払って外部に頼んだりする必要はなくなります。
仕事で使う処理についても説明

SさんはVBAは未経験でしたので、入門者向けのメニューで講座を進めました。
受講者が一人ということもあり、通常のメニューの説明は早めに終わりました。Sさんはきちんと理解してくれたようでした。
そのあと、Sさんの仕事で使っているデータ編集作業をVBAで行うために必要になるコマンドをいくつか説明しました。
その説明を聞いただけですぐに処理が作れるようになるわけではありません。でも、さらにVBAを勉強すれば自動化できるはずだという確信は持てたのではないでしょうか。
私のエクセルプログラミング講座では、受講者に満足してもらい、「自分でもできる」という確信を持ってほしいと思っています。
エクセルプログラミング個人レッスンを実施しています。詳しくはこちら。
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