友達だからタダでやってよ

「友達だからタダでやってと言われた時の手っ取り早い解決方法」というマンガがありました。
何かのプロ、たとえばイラストレーターとか、になった友達に対して、「友達なんだからタダでやってよ」とタダでプロの仕事をやってもらおうとする人がときどきいます。そんなときの解決方法が書かれています。
仕事以外の趣味で絵を描いている人に描いもらうのならタダでもいいでしょう。でもプロにタダで仕事をさせてはいけません。無償であっても、プロは手を抜くことはできません。手を抜けば自分の仕事の質を落としてしまって評判がおちかねませんから。プロに仕事をタダでやれというのは、その時給分のお金をくれと言っているのと同じなのですから。
友達であっても、プロに頼むときはタダでやってもらおうと思ってはいけません。
親の労働力はタダなのか?

うちの子どもが幼稚園生のころ、親がやる係がいくつかありました。レクレーションを手伝う係を私の妻がやったときのことです。広告のチラシを切って輪にして鎖のようにつなげて飾りを作るという作業がありました。これって結構手間がかかります。100円ショップに行って飾りを買ってきたほうが早いんじゃないのと誰かが言いました。でも「ダメです」。
お金を使ってはいけないらしいのです。タダで手に入る幼稚園の備品か家から持ち寄ったものを使って材料費をかけないで作らないといけないというならわしになっていたのです。
でも、そのときかかった作業工数はどうする? 幼稚園や小学校では、親が行う労働コストはタダとされているのです。それってどうなの?
その作業をするために、時給1000円のパートを休んで来る人もいるでしょう。飾りの費用をケチるくらいなら、パートで稼いでお金を使ったほうが有意義なのに。
1分で100円です

私の会社はモノを売る会社ではなくIT系のサービス業です。社員の労働力のコストが代金に直結します。
例えば私が客先で働くと、1時間につき6000円のコストが発生するので、それ以上の料金を客先に請求します。1時間6000円ということは1分で100円です。私の労働力に1分100円の価値があることになっています。
そして管理職は部署のメンバーがどの仕事のために何時間働くかを管理して利益を出しています。
労働力のコスト意識を学ばせるべき

そういった労働力のコスト管理をしたことのある人なら、「友達なんだからタダでやってよ」とか「材料費を使ってはいけません。作業に何時間かかっても」などとは言わないはずです。
こういった労働力のコスト管理の考え方も学校でちゃんと教えてほしいものです。そう思いませんか。

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